自転車先進国ではもう進んでる!日本でもロードバイクに昼間走行灯を付けよう

「昼間走行灯」というのを知っていますか?

意味は文字通り、昼の走行中につけるライトのこと。

この昼間走行灯は、主に北欧で広まっており、2011年には法律で「車の昼間走行灯の義務化」が定められました。

北欧でも自転車における昼間走行灯は法律で定められてはいませんが、スペシャライズドなど多くのブランドが「非常に良いアイデアだ」と自転車の昼間走行灯を肯定しています。

しかし、それを否定する意見もあるようです…。

その2つを見て昼間走行灯が本当に必要なのか考えてみましょう。

昼間走行灯はなぜ必要?

北欧を中心に広がりを見せている自転車の昼間走行灯。

なぜそこまで必要だと言われているのでしょうか?

昼間走行灯で交通事故が28%も低下する

統計量の差が大きく、日本での検証が無いため、日本でも同じような交通事故の減少が見られるか分かりませんが、

海外での現在の利用可能な調査のほとんどは、昼間走行灯により交通事故を減らす可能性があると分かっています。

実際の例を挙げると、

デンマークで2012年に実施された調査では、
サイクリストが昼間走行灯を使用した場合、交通事故が19%減少したことが明らかになりました。

自転車での昼間走行灯の使用での結果は様々ですが、
一部の調査では5~10%の減少

他の調査では28%の低下が示されています。

アメリカの国道交通安全局が実施した調査の1つでは、
昼間走行灯が使用されたときに、二輪車・車に関連する事故が23%減少したという結果もあります。

このように、数値から見ても昼間走行灯が交通事故の減少に効果的であることは明らかです。

最初に言ったように日本でどれくらいの効果があるかは分かりませんが、交通事故の減少という効果があることが期待できますよね!

昼間走行灯の必要性を最先端のライト「See Sense」のCEOも主張

周りの環境により光を自動調節してくれる、最先端のスマートライト「See Sense」のCEOであるPhilip McAleeseさんも、昼間走行灯を付けているサイクリストのうちの1人。

その「See Sense」のCEOであるPhilip McAleeseさんは以下のように語っていました。

私たちの製品である「See Sense」が昼間走行灯の必要性を示す注目せざるを得ないことを発見しました。

「See Sense」を使っている方は、使っていない時と比べて、車に認知されていると感じています。

「昼なら自転車は車から見えているはずだ」という人も多いかもしれませんが、それでもドライバーは昼間走行灯の光をみて視界を移動させているんです。

車のような大きなものでもしっかりとして効果を得ているのですから、自転車のような小さい物でも車ほどではないですが効果はあるはず。

さらに、Upgrade Bikeのイギリス販売代理店であるロジン・ヒッチェンスは、

イギリスでは、天気の良い日と雲で覆われた灰色の暗い日が混在しているため、昼間走行灯は特に必要です。

また、道路ではサイクリストの交通量が非常に多いですからね。

しかし、だれもが昼間走行灯を支持しているわけではありません。

「See Sense2」BEAM&ICONの記事はこちら

昼間走行灯に否定的な人もいることは確か

サイクリストのための慈善団体である、サイクリング・ジャーナムのサム・ジョーンズさんは、

多くの人が道路上で快適に移動したいのであれば、より安全に感じられるようにする必要があります。

私たちのスタンスとしては、車の道路と自転車の道路を一緒にしない事で、自転車の安全な道路を作り交通事故を減らすこと。

私たちは10年前ほどに、昼間走行灯に対抗するキャンペーンを行いました。

昼間走行灯に交通事故を減らす証拠はないと考えていますし、むしろサイクリストや歩行者に有害な影響を与える可能性すらあると思います。

ライトを常に使うことでライトに注意する事に慣れてしまい、ライトに対する注意力を減少させてしまうかもしれません。

サイクリストの心理としては昼間走行灯を追加で購入しなければいけない。

これはもったいないので、昼間走行灯が広がることに対する抑止力と思っています。

このように昼間走行灯には否定的な意見が多いですが、ライトに関して以下のように付け加えています。

しかし、夕方に近づいてくるとライトの使用はもちろん必須。

何が起こるか分からないので、昼はライトを装備しないという決断はNG。

常にライトを持っておく、装備しておくことをおすすめします。

昼間走行灯と普通のライトとの違いは?

皆さんが昼間走行灯を付けて走らせたいと思った方がいる場合は、海外のライトをおすすめします。

海外ブランドのライトではほとんどのライトで、昼間走行モードが標準装備されているからです。

しかし、この昼間走行灯において光の強さや点滅のパターンなどどのようにすれば効果的なのか、様々な考え方があります。

「See Sense」の考え方

「See Sense」では2013年から昼間走行に長けた可視光を作り続けています。

過去12か月間に大企業のマーケティングでは、様々な「他とは違う」フラッシュモードを使用することが良いとされてきました。

しかし、ライトに本当に必要なことは「明るい」こと。

これには多くの電力が必要なので重いバッテリーを使用するか、短い使用時間になってしまうなど、これを実現するのは難しかったです。

そこで我々は明るさにおいて、異なるアプローチにたどり着きました。

昼間に起きる自転車の事故のほとんどはジャンクションや交差点の近く、都市部で発生することが分かっています。

そこで、センサーとAIを使って今の状況を判断させ、環境に応じた明るさ・点滅を自動調整し、その状況に最も適した明るさ・点滅にしてくれます。

私たちのアプローチは特許に登録されるほど、斬新なものです。

「See Sense」以外では、昼間のドライバーの注意を引くためにフラッシュパターンを変更しています。

「Bontrager」の場合

TrekのアクセサリーブランドであるBontragerでは、普通の点灯したライトより点滅したライトの方が1.4倍も効果的だと主張しています。

ほとんどのライトでは点滅パターンを使用していますが、Bontragerのフラッシュモードでは、点滅パターンを変化させることにより、普通のライトより目立たせるように作成しています。

「Lezyne」の場合

Lezyneでは「エンジニアリング・ビジビリティ」と呼ばれるものを使用しています。

このシステムは、2つの明るいフラッシュと1つの非常に明るいフラッシュが表示され、日視認率を向上させる点滅パターンを作成しました。

昼間に使うことを前提としたライトは、目立つために暗闇で使用されるものよりも大きな出力が必要です。

従って、殆どの昼間走行のモードでは、より高いルーメン出力があります。

さらに、横からの被視認性が高い昼間走行灯がおすすめ。
なぜなら事故の75%が発生するジャンクションでより高い被視認性があるからです。

昼間のライドをより安全にするために

ここまで、昼間走行灯に関するお話をしてきて、昼間走行灯に肯定的・否定的な方がいると思います。

そして、もしあなたが昼間走行灯に納得している人なら、日中に目に入りやすい色の服装など、昼間走行灯以外の被視認性を高める必要性があるのか、疑問に思うのではないでしょうか?

その点に関してTrekではこのように話していました。

Trekの昼間走行の安全に関しての研究

TrekがBontrager DRL(昼間走行灯)を立ち上げたとき、クレムソン大学へ「サイクリストの被視認性を高め、事故率を下げる要素」の研究をするように依頼しました。

そして、クレムソン大学の研究では以下の3つが重要であると答えが出ました。

  1. 昼間走行灯
  2. シューズや手袋、アームウォーマーなどの可動部の色が強調された服
  3. 環境に適応できるロードバイクのギア

1つめの重要性はここでしっかりお話してきました。

そして2つ目の回答ですが、サイクルジャージ自体がそのようなものが多いので、被視認性を考慮した選び方ができれいればOKだということですね。

全身を黒でまとめたり、暗い青や緑など見えにくい色を選んだりしなければ大丈夫でしょう。

手軽な方法としては、グローブを派手な色にするのが手っ取り早いかと思います。

環境に応じたギアへの変更は当然のことだと思うので深いお話は必要ないかと思います。

まとめ

以上のように、昼間走行の安全のためには昼間走行灯やシューズなどに蛍光カラーを採用することが良いと思います。

蛍光カラーはサイクルジャージなどに良く採用されている色です。

従って、ドライバーから蛍光カラー見えると「サイクリストかな?」と認知される可能性が高いと思っています。

そのことから、ネオンイエローなどのサイクルジャージは被視認性を上げるためには非常に効果的だと思います。

これとは反対に、昼間のフラッシュライトは、それを見るだけでサイクリストだと認知されることはありません。

これが私が思う、昼間走行灯の問題点だと思っています。

しかし、道路には道路標識や店の表示などにより視界には様々な情報が入ってくるため、目に入ってくる情報は戦争のようになっています。

その中に蛍光カラーのサイクリストがいても、そこまで注意されないという事もあります。

それを考慮すると昼間走行灯は、サイクリストの安全を守るものとして効果的なものになるかもしれません。

皆さんはどう思いますか?

ここまで記事を読んできて、皆さんはどのように思ったでしょうか?

昼間走行灯は日本でも採用されるべきで、自分も取り付けたいと思ったでしょうか?

昼間走行灯の重要性は分かったけど、新たにライトを購入、今のライトの充電の手間を増やすのは嫌。
どちらともいえないでしょうか?

それとも、昼間走行灯い必要性は無く、今のままでも安全は保てる。
むしろサイクリストや歩行者に害があると思いますか?

サイクリストの安全のために、マナーのために、ぜひ一度考えてみませんか?

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