Zwiftは「本物のeスポーツ」になりうるか。Zwiftが134億円の資金の調達に成功

複数のローディーがレース形式で同時にトレーニングできるプラットフォーム「Zwift」。

これを提供するアメリカのズイフトは、この度、シリーズBラウンドで1億2,000万ドル(約134億2,800万円)を調達に成功したことを明らかにしました。

今回調達した資金はeスポーツとしてのレース規模拡大に充てる予定だそうです。

同社はすでにバーチャルで競う合うプロサイクリングリーグ「KISSスーパーリーグ」の発足を発表しています。

急成長するeスポーツの分野では、Amazon.com傘下のライブストリーミング配信プラットフォームの「Twich]が今年、アクティビジョン・ブリザード「バードウォッチ」と推定9,000万ドルで契約を結んでいます。

サイクリングとビデオゲームの融合

世界中で「Zwift」を楽しんでいる人たちは、仮想世界の中でトレーニングをしたり、競争したりすることができます。

今回の資金調達でリードインベスターとなった投資ファンドのハイランド・ヨーロッパはZwiftについてこのように語っています。

「Zwiftは素晴らしく革新的な企業であり、ロードバイクの室内トレーニングの分野をリードしていることは間違いありません。ビジネスをスケール出来る可能性は非常に高く、既に事業をグローバルに拡大していることに感銘を受けている。ズイフターの70%はアメリカ以外に住む方々だ。」

「調査によれば、伝統的にサイクリングの人気が高いヨーロッパの各国を中心に、サイクリングに高い関心を持つ人はおよそ4000万人に上るとされている。つまり、ヨーロッパの市場だけを見ても、潜在成長力は非常に大きいということだ」

共同創業者でCEOのエリック・ミンは2014年に設立した自社について、こう説明しています。

「手ごろな料金でできる運動とビデオゲーム技術を結び付けることができる唯一の存在だ」

今回の調達により、「本物のeスポーツを初めて実現するために準備を整えることができた」と述べていました。

Zwiftは「プロ」と一緒にトレーニングができる

Zwiftのサービスを利用するライダーたちは、月額15ドルで3Dの世界でトレーニングやレースに参加することができます。

ズイフタ―のドッペルゲンガーが走行するのは、架空の島であったり、ロンドンやインスブルック(オーストラリア)、ニューヨークやリッチモンドなど実在するコースもあります。

さらに、2018年にツール・ド・フランスに出場した176人のプロ選手のうち、65人はズイフトのメンバーです。

そのためアマチュアのサイクリストでも、Zwiftに参加していればロードレースのプロを一緒にレースをすることも可能なんです!

また、Zwiftでは2016年にプロのサイクリストを発掘するために「Zwift・アカデミー」プログラムを設立しました。

参加者は高評価を得たライダーは、サイクリングチームとプロ契約を結ぶこともできます。

Zwiftはなんて夢のあるゲームなんでしょうか…。

Zwiftではアクティブユーザーを公表をしてはいませんが、PCの他Mac,Apple TV、ios、Androidなどで、利用可能なZwiftの登録ユーザーは既に100万人を越えています。

eスポーツがオリンピック種目の候補にまでなっている現代。

Zwiftの新たな歩みにも期待が大きいですね!