息を飲むほどの美しさ…。自転車を使った室内競技「サイクルフィギュア」の魅力を紹介

最近話題になった「サイクルフィギュア」という競技をご存知でしょうか?

名前の通り、自転車を使用した競技で、制限時間内により難易度の高い課題をいかに正確に行えるかを競う室内自転車競技です。

よく分からない人もいると思いますが、「自転車版のフィギュアスケート」と言えばわかりやすいでしょうか?

この競技の正式名称は、アーティスティックサイクリング。

日本では競技内容を理解しやすいことから日本では「サイクルフィギュア」という訳で定着しているんです。

何はともあれサイクルフィギュアを見てほしい!!

ここでいくらサイクルフィギュアの紹介をしてもあまり響かないと思います。

なので、まずはサイクルフィギュアの競技動画を見てください!

どうでしょうか?

日常的に自転車に乗っている皆さんなら、これらの動きがどれほど難しく、どれほど凄いか、よく分かると思います。

そして団体ではチームワーク・そして正確なハンドル操作、体重移動で繊細な演目を完璧に演じます。

個人的には団体の方がチームワークの美しさもあり好きですね。

これをみて魅了された人も沢山いると思います!!

そして、今Twitter上で騒がれているのは、競技者が美しく、サイクルフィギュアをしている姿が凄くセクシーだということ。

この方の公式Instagramでは、美しい美貌と素晴らしい技術をたくさん投稿されています。


本当に美しいですよね…

他にもサイクルフィギュアを競技する美しい女性の動画がこちら。


いかがでしょうか?興味が出てきましたか?

それではサイクルフィギュアについて、少し見ていきましょう!

サイクルフィギュアで使用されている自転車

まず気になるのは、サイクルフィギュアの選手が操っている自転車のことではないでしょうか?

サイクルフィギュアに使われる自転車は、ピストバイクと同じような固定ギアの一種。

チェーンリングとスプロケットは1:1の比率、又はその近くになっています。

ウイリーなどのトリック走行をする為、前後のホイールサイズは同じである必要がありますし、狭い感覚で配置することも必要です。

さらに、ハンドルが上に飛び出ていて、ドロップハンドルを逆さにしたような形になっています。

そして360°に回転可能なハンドルバーは、水平方向に伸びていないステムに取り付けられ、そのおかげでステムクランプがステアリング軸と一致し、前輪の位置に関係なくハンドルバーを同じ相対位置に置いておくことができるんです!

簡単に言うと、ピストバイクとBMXのハイブリットバイクが使われていると言ってもいいかもしれませんね!

サイクルフィギュアの競技概要

サイクルフィギュアの競技には、シングル、ペア、団体(4人、6人)に分かれています。

シングルとペア、それに加えて団体という区分があることを考慮すると「シンクロナイズドスイミング」とも非常に近いでしょう。

これらいずれも、6分間の制限時間内に音楽に合わせて、選手があらかじめ選定した演技課題に沿って演技を行い、その難易度と実施が採点対象となります。

演技課題には、シングル28・ペア22・団体25個の課題があり、二輪走行系、スチルスタンド系、ターン・スクワット、ジャンプ系、ウィリー系、移行系など区分わけがされています。

ふらついたり、床に足を付いたり、落車したりした場合には減点され、概要はフィギュアスケートに非常に似通っていますね。

審査には技術点や演技点に分かれており、減点方式での採点。

一台の自転車で2人乗りをする競技などもあり、美しさだけでなくスリルもある非常に興奮するスポーツともいえるでしょう。

サイクルフィギュアの歴史

サイクルフィギュアは、19世紀後期に自転車を娯楽として楽しむ人たちがお祭りや集会などで自転車ショーとして協議会が開催されたのが始まり。

そのころからアクロバティックな曲乗りからグループによるマスゲーム的な競技までバラエティーに富んだ競技として楽しまれていました。

現在の競技規則の原型となったのは、1928年にドイツ世界選手権が開催された事から始まりました。

それ以降、ヨーロッパ選手権に拡大され、1956年にはコペンハーゲン大会から世界選手権が開催されるようになりました。

現在では20か国以上の選手が参加する非常に大きな大会にまで成長し、国際自転車競技連合(UCI)が定める公式競技にもなっているんです!

サイクルフィギュアの日本での取り組み

日本では1978年に日本サイクルサッカー連盟(現日本室内自転車連盟)内にサイクルフィギュア委員会が設立され、1985年から全日本選手権大会が行われるようになったんです。

日本のサイクルフィギュアの世界での活躍も素晴らしく、1998年の第一回アジア大会では女子シングルで優勝、男子シングルで準優勝という好記録を残しました。

しかし、それ以降は選手層の厚い香港、澳門に後れを取っていますが、近年では若い選手が育ってきており、アジア大会での活躍を期待できますよ!

とはいうものの、日本での全競技人口はいまだ少数で、世界選手権入賞を目指すには日本での普及・育成が必要でしょう。

サイクルフィギュアの強豪「ドイツ」

サイクルフィギュア、正式名称「アーティスティックサイクリング」の強豪はヨーロッパ諸国に非常に多いです。

これは自転車の普及自体が多いので、うなずける結果だと思います。

そのヨーロッパ諸国の中でも、サイクルフィギュアの強豪なのはドイツ。

2018UCIアーティスティックサイクリングワールドカップ(第3戦)では、男女ともにシングルで1位2位独占。

ペアでは女子が1位2位独占し、男子では優勝、女子団体でも優勝を納めているんです!

日本にも素晴らしいクラブがある!

世界にも負けて劣らず、日本にも素晴らしい選手はたくさんいます。

その多くの素晴らしい選手を抱えているのが、「滋賀Blue Lake Angels」。

滋賀のバスケットボールクラブの「滋賀レイクスターズ」のハーフタイムショーなどで演技をされています。


サイクルフィギュアの日本の2018年度チャンピオンズカップでは男女滋賀Blue Lake Angelsに所属、出身の選手が優勝を納めています。

まとめ

自転車競技というと、ツール・ド・フランスや日本でなじみの深い競輪などが真っ先に挙げられます。

そしてそれ以外の競技の認知度は非常に低いです。

ここで紹介したサイクルフィギュアもその中の1つでしかありません。

サイクルサッカーやバイクポロなど自転車を利用した競技はまだまだあります。

自転車好きの方には、1つの競技だけではなく、様々な自転車の楽しみ方を知っていただきたいと思っています。

ぜひ、まずはサイクルフィギュアから自分の興味の足を延ばしてみませんか?

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