ちゃんと知ってる?自転車チェーンの注油方法

ロードバイクなどのチェーンに注油をしていないと、「キコキコ…」という音とペダルが重くなってくることを感じたことは無いですか?
チェーンはペダルを踏んだ力を伝えるパーツなので、ここにサビや汚れなどが多いと、その力が上手に伝わらないことは分かると思います。

このことから分かるように、メンテナンスは非常に重要なのですが、必要なものが全て100均で手に入ってしまうほど手軽にできちゃうんです!

それでは早速、自宅でできるチェーンのメンテナンス方法を紹介してきます。

用意するもの

  • 機械油
  • ディグリーザー
  • ウエス
  • 歯ブラシ
  • 段ボール
  • 軍手

たったこれだけ。1つずつ用途を紹介していきますね。

機械油

この油でチェーンの表面を包み込み、錆を防ぎます。
このオイルは自転車用のがもちろん最適ですが、粘度が高い物であれば他の機械油でも代用は効きます。

ディグリーザー用オイル

これはチェーン表面のさびや汚れを落として、表面を綺麗にするオイルです。
ホームセンターで売られているものであれば、「KURE5-56」がおすすめ。
もしない場合や買うのが面倒な場合は、灯油でも代用が可能です。

ウエス

汚れをふき取る布です。
使い古しのタオルやTシャツでももちろんOK。

歯ブラシ

スプレーでは落ちない頑固な汚れを落とすのに使います。
これも新品でなくても使い古しでOKです。

段ボール

チェーンに注油するときに、自転車を逆さにするのですが、その際に地面との接触でロードバイクが傷つかないようにするための保護用として使います。

軍手

作業中の手のケガと汚れを防ぐために使います。
機械油は粘度が高くしつこいため、爪の隙間などに入るとなかなか落とすのに苦労するので、軍手をはめて作業することをおすすめします。

2つのオイルを使う理由があるの?

使用する道具に、機械油・ディグリーザー用オイルの2つの油を用意するよう書きました。
しかし、いっても油は油、なぜ2種類も使う必要があるのか疑問ですよね?

実は、この2つは全く違う性質をもつ油で、
ディグリーザー用オイルは、汚れを落とすのは得意ですが粘度が低いのですぐに落ちて錆を防ぐことには向いていません。

反対に機械油は、粘度が高く錆を防ぐのには向いていますが、錆や古いオイルを落とすことは苦手。
使い方を間違えてしまうと、逆にチェーンの動きを悪くする原因にもなりかねません。

このようにオイルにも得意、不得意があるため、2つのオイルを使う必要があるんです。

チェーンに油を注す方法

自転車を逆さにする

用意した段ボールを地面に敷いて、その上にハンドル・サドルを脚にして立たせるようにします。

チェーンの表面にディグリーザー用オイルを塗る

逆さにした自転車のチェーン表面の錆びや古いオイルを落とします。
ペダルを持ちながら空回りする方向に回しましょう。
それにスプレーを吹きかければ、簡単にチェーン全体にオイルを塗ることができますよ。
全体にオイルが散布したら、油を馴染ませるために5分程置いておきましょう。

注意:チェーン以外の部分にオイルがかからないようにしましょう。

ウエスで汚れをふき取る

ウエスは20㎝程度の四角形に切っておくと使いやすいです。
まず、ウエスでチェーン表面を軽く握るようにして持ち、その状態でチェーンを空回りさせて汚れをふき取ります。

これで汚れが落ちない場合はもう一度ディグリーザー用オイルを散布し、歯ブラシでこすりましょう。
これが終わったら、オイルを乾かすためにまた5分ほど待ちます。

機械油をチェーンに塗る

ディグリーザー用オイルをふき取った時点でチェーンの洗浄は終了しています。
これは錆びを防いだり、劣化を防ぐ大事な工程なので忘れないでくださいね。

チェーンオイルを上手に注すには、チェーンの1コマ1コマに丁寧に注していくことが重要です。
ペダルを回転させながら全体にサーっと流すように注さないようにしましょう。

しかし、オイルの塗りすぎは逆効果で汚れの原因にもなるので注意が必要です。
目安としては、数滴を垂らす程度で充分。
注油を終えたら、ギアを変えながらペダルを回してっギアとチェーン全体にオイルを馴染ませていきます。

表面をふき取る

ここが最後の仕上げです。
まだ使っていない綺麗なウエスで、チェーンの表面を軽くふいてあげましょう。
オイルが付きすぎていると表面いほこりやごみが貯まり、動きが悪くなる原因になります。

これで注油は終了です。

最後に、雨の日のライドの後はチェーンオイルが雨で流れている可能性が高いです。
そのため車体の水分をふき取ってからできるだけ早めに、オイルを注してあげましょう。
放っておくと案外すぐに錆が出てきてしまうので気を付けてくださいね。

以上のことをしっかりすれば、ペダルが軽くなることを実感できるはず。
いつものライドがより快適になるように、チェーンのメンテナンスは欠かさないようにしましょうね。